近視は当たり前でしょうか?


  つい数年前までは、小・中・高・学年別にパーセントで、視力低下の子供達が紹介されていました。
 小学生では高学年になるにつれてパーセントが上がり、中学・高校生ではほぼ80%以上が0.9以下と言われていました。
  今日のように1人1人がスマホ携帯を持ち、親や友達その他の人達との連絡に使用する社会状況に至っては、ほぼ100%の子供達が視力低下をきたしていると考えてもいいでしょう。
  一度落ち始めた視力は、何らかの対策を講じないと下がり続けるばかりです。
  近作業(勉強・読書・携帯スマホの使用)を30分ないし40分行ったら1度休憩を入れる(窓を開けて遠くの景色など遠方視をする)、午後からは時間があれば(1時から2時)戸外に出て太陽にあたり、脳内のドーパミンホルモンの分泌を促すなどです。
  また携帯などの長時間使用は瞬目(まばたき)の回数が減り、ドライアイを起こしやすく意識的な瞬目を行うことが必要です。
  生涯使い続ける大切な目です。負荷のかからない大切な使い方やケアをして、正常な視力を保ちましょう。

コーヒーブレイク


  近年白内障の見られる年齢層が下がり、以前は70歳以上の方から50歳からの壮年の方々にも見られ始めています。
  その為白内障手術を受けられる方が増え、その後の合併症の一つが後発白内障で、人口水晶体を支えている後嚢という膜が混濁するものです。この人口も増加傾向にあります。
  これをレーザーで治療するのがヤグレーザーです。
  これは瞳孔領を覆った白い混濁した膜をレーザーで焼灼し、光の通過を良くするものです。
  膜は二度と発生することは無く、0.1だった視力が1.0に改善することもあり、生涯良好です。
  当院でも行っています。

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